機内持ち込み手荷物って、どれくらいのサイズまで大丈夫なんだろうと調べていますか?

飛行機を利用するとき、大切な荷物を機内に持ち込めば、盗まれたり壊されたりする心配が少なくなります。

また、格安航空会社であるLCCでは、チェックインカウンターで預ける手荷物(受託手荷物)が有料になる場合が多いので、機内持ち込みで収めたいと思われるかも知れません。

「機内持ち込みサイズ」として販売されているスーツケースも意外と大きいので、2,3日分の荷物なら十分入るかもしれませんね。

でも気をつけておきたいのは、航空会社によって、機内持ち込みのサイズや重量のルールが異なっているということ。
特にLCCの場合は、持ち込める手荷物の制限が大手航空会社よりも厳しくなっています。

ジェイジェイ

手荷物保安検査場で「この荷物は持ち込めません!」と言われたら・・・


アキアキ

それは・・・考えただけでもゾッとするよ・・・

そこで今回は、日本で運行している航空会社88社(LCC含む)の機内持ち込み手荷物サイズと重量をまとめました。
さらに、機内に持ち込めない危険物や液体物の注意点も取り上げています。

機内持ち込み対応のスーツケースを買うときや、旅行の準備の参考にしてください。

アキアキ

この記事では、「機内持ち込み手荷物」のサイズや重量について紹介します。
チェックイン時に預ける「受託手荷物」に関しては、「【全65社】日本乗り入れ航空会社の受託手荷物サイズ・重量まとめ」を参考にしてください。

全82社の機内持ち込み手荷物の重量・サイズ

これから、日本に乗り入れている航空会社の機内に持ち込める荷物の制限について、地域ごとに紹介していきます。

重量やサイズは、すべてエコノミークラスのものです。ビジネスクラスやファーストクラスではもう少し制限が緩いです。くわしくは、リンク先の各航空会社サイトを確認してください。

LCC格安航空会社

LCCで荷物を機内に持ち込むときに注意すべきなのは重量です。たとえば、「春秋航空」は5kgまでしか持ち込むことができません。キャリーバッグだと、バッグの重さで半分以上消費してしまいますね。
航空会社重さサイズ3辺の和
ジェットスター7kg56×36×23cm
ヴァニラエア10kg56×36×23cm115cm
ピーチ10kg55×40×25cm115cm
スクート(Scoot)7kg54×38×23cm115cm
セブ・パシフィック(Cebu Pacific)7kg56×35×20cm
香港エクスプレス(HK express)7kg56×36×23cm
春秋航空(Spring Japan)5kg56×36×23cm115cm
タイガーエア10kg54×38×23cm
イースター航空(Eastar Jet)7kg記載なし115cm
エアアジア7kg56×36×23cm
ヴァージン・オーストラリア7kg48×34×23cm105cm
エアプサン10kg55×40×20cm115cm
エアベルリン8kg55×40×23cm
t'way航空10kg55×40×20cm115cm
スカイマーク10kg55×40×25cm115cm
ソラシドエア10kg55×40×25cm115cm
スターフライヤー10kg55×40×25cm115cm

日系航空会社

飛行機の座席が100席以上かどうかで、手荷物のサイズ制限が変わります。100席以上の飛行機とは、主にプロペラ機のことです。離島に渡る場合は100席未満の飛行機になる可能性があるので注意してください。
航空会社重さサイズ3辺の和
日本航空(JL)100席以上10kg55×40×25cm115cm
100席未満10kg45×35×20cm100cm
全日本空輸(NH)100席以上10kg55×40×25cm115cm
100席未満10kg45×35×20cm100cm
IBEXエアラインズ10kg45×35×20cm100cm
エアージャパン(NQ)100席以上10kg55×40×25cm115cm
100席未満10kg45×35×20cm100cm

アジア系航空会社

航空会社によって機内持ち込み手荷物の重さ制限に幅があります。航空券を選ぶときは、こうした荷物のルールもチェックしておきましょう。
航空会社重さサイズ3辺の和
大韓航空(KE)12kg55×40×20cm115cm
アシアナ航空(OZ)10kg55×40×20cm115cm
チャイナエアライン(CI)7kg56×36×23cm
中国国際航空(CA)5kg55×40×20cm
中国南方航空(CZ)5kg記載なし115 cm
中国東方航空(MU)10kg56×45×25cm
上海航空(FM)10kg56×45×25cm
深セン航空(ZH)5kg55×40×20cm
山東航空(SC)CRJ5kg55×40×20cm
B-73755×35×15cm
四川航空(3U)5kg記載なし115cm
厦門(アモイ)航空(HF)5kg55×35×25cm
海南航空(HU)10kg55×40×20cm
タイ国際航空(TG)7kg56×45×25cm
バンコク・エアウェイズ(PG)ATR725kg44×28×23 cm
エアバス56×36×23 cm
シンガポール航空(SQ)7kg記載なし115cm
マレーシア航空(MH)7kg55×35×25cm115cm
キャセイパシフィック(CX)7kg56×36×23cm
エバー航空(BR)7kg56×36×23cm115cm
トランスアジア航空(GE)7kg56×36×23cm115cm
マカオ航空(NX)7kg56×36×23cm
ベトナム航空(VN)7kg56×36×23cm115cm
フィリピン航空(PR)7kg記載なし115cm
ガルーダ・インドネシア航空(GA)7kg56×36×23cm
スリランカ航空(UL)7kg46×36×20cm
MIATモンゴル航空(OM)5kg55×40×20cm
エアインディア(AI)8kg55×35×20cm110cm
ジェットエアウェイズ(9W)ATR7kg50×45×20cm115cm
エアバス55×35×25cm

南北アメリカ系航空会社

アメリカ系の航空会社では、重さ制限が記載されていませんでした。全体的にサイズ制限も緩いです。
航空会社重さサイズ3辺の和
アメリカン航空(AA)記載なし56×36×23cm
ユナイテッド航空(UA)記載なし56×35×22cm
デルタ航空(DL)記載なし56×35×23cm114cm
ハワイアン航空(HA)11.5kg56×35×22cm115cm
エアカナダ(AC)10kg55×40×23cm
アエロメヒコ航空(AM)10kg56×36×23cm115cm
ラン航空(LA)8kg55×35×25cm
TAM航空(JJ)8kg55×35×25cm

オセアニア系航空会社

大体7kg制限が多いですね。オーストラリア系ジェットスターも7kgなので、ほとんど同じ制限でした。
航空会社重さサイズ3辺の和
カンタス航空(QF)7kg56×36×23cm115cm
ニュージーランド航空(NZ)7kg記載なし118cm
エア・タヒチ・ヌイ(TN)10kg記載なし115cm
ニューギニア航空(PX)7kg55×35×25cm

ヨーロッパ系航空会社

「ブリティッシュ・エアウェイズ」の23kgは、確かに機内持ち込み手荷物の項目に記載されていました。機内に持ち込めるバッグで23kgを詰め込むほうが難しいですね。
ウズベキスタン航空は、公式サイト有用な情報がほとんどないので、チケット会社の情報を参考にしています。
航空会社重さサイズ3辺の和
エールフランス(AF)12kg55×35×25cm
フィンエアー(AY)8kg56×45×25cm
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)23kg56×45×25cm
ルフトハンザドイツ航空(LH)8kg55×40×23cm
KLMオランダ航空(KL)12kg55×35×25cm
オーストリア航空(OS)8kg55×40×23cm
ニキ航空(HG)8kg55×40×23cm
スカンジナビア航空(SK)8kg55×40×23cm
アリタリア航空(AZ)8kg55×35×25cm
スイスインターナショナルエアラインズ(LX)8kg55×40×23cm
アエロフロート・ロシア航空(SU)10kg記載なし115cm
S7航空(S7)10kg55×40×20cm
LOTポーランド航空(LO)8kg記載なし
ウズベキスタン国営航空(HY)5kg55×40×20cm

中東・アフリカ系航空会社

だいたい重さもサイズも同じです。55kgで55×38×23cmを目安にすると良さそうです。
航空会社重さサイズ3辺の和
エミレーツ航空(EK)7kg55×38×20 cm
エティハド航空(EY)7kg55×40×21cm115cm
カタール航空(QR)7kg50×37×25 cm
トルコ航空(TK)8kg55×40×23cm
エチオピア航空(ET)7kg記載なし115cm
パキスタン国際航空(PK)7kg55×38×22cm115cm
エジプト航空(MS)7kg56×36×23cm115cm
南アフリカ航空(SA)8kg56×36×23cm

機内持ち込み手荷物の注意点

飛行機の運行には航空法というルールが定められており、途中で爆発したり燃えたりするおそれのある物品や、他人に危害を与えるおそれのある物品の持ち込みが制限されています。

刃物や爆発物など、明らかに危険なものを持ち込めないのは当たり前ですが、中には「え?これもダメなの?」というものもあります。

以下に注意しておきたい物品について紹介します。

飛行機に持ち込めないもの(機内持ち込み×、受託手荷物×)

ガスボンベ、花火、発煙筒、酒(度数70%以上)、ペンキ、漂白剤、殺虫剤

機内に持ち込めないもの(機内持ち込み×、受託手荷物○)

刃物類(カッター、多機能折りたたみナイフ、はさみ)、おもちゃの銃、三脚(たたんだ状態で60cm以下は持ち込みOK)

条件付きで持ち込めるもの(機内持ち込み○、受託手荷物×)

・喫煙用ライター・安全マッチ:1人1個のみ
・予備のリチウムイオン電池
ワット時定格量が100Wh以下のものは個数制限なし
ワット時定格量が100Wh以上160Wh以下のものは2個まで

アキアキ

一般的に販売されているモバイルバッテリーは、ワット時定格量が100Wh以下なので、機内持ち込みOKです。

液体物を持ち込むときの注意点

国内線では、液体物に関して細かいルールは今のところ定められていません。

Q.飲み物や化粧水・香水など液体物の持ち込みはできますか。
A.国内線では、お茶などの飲料は機内にお持ち込みいただけます。
JAL Q&A

なので、「これは液体に含まれるのかな・・・どれくらい持ち込めるんだろう・・・」と心配する必要はありません。

注意すべきなのは国際線です、機内に持ち込める液体に関して以下のルールがあります。

・液体物は、100ml以下の容器に小分けする
1リットル以下のジッパー付きプラスチック袋(無色透明)にすべて入れる
・プラスチックバックは1人1袋まで。保安検査では検査トレーに載せる
・機内で必要な医薬品(コンタクトケア用品含む)やベビーミルクなどは、保安検査場で検査員に申告する

液体物が、プラスチックバックに収まりきらない場合は、事前に受託手荷物の中に入れておきましょう。保安検査場で指摘されると、廃棄処分させられる可能性があります。

アキアキ

液体物には、歯磨き粉や缶詰、ゼリーやプリン、ヘアワックスなど、液体っぽくないものが含まれているので注意してください。

液体物に関するよくある質問

Q.容器のサイズは120mlだけど、中身は半分以下の場合は持ち込める?
A.容器が100ml以下でなければ持ち込めません。

Q.化粧品のクリームがグラム表示なんだけど・・・。
A.基本的に1グラム=1mlと計算されます。たとえば、内容量が90グラムなら、90mlとみなされるので持ち込みOKです。

Q.プラスチック袋は透明だけど、中身は透明ではないけど。
A.中身は透明でなくてもかまいません。そのままプラスチック袋に入れてください。

Q.持っているプラスチック袋が1リットルかどうかわからない。
A.縦と横のサイズを足して40cm以内であれば使用できます。

参考:国際線の航空機内への液体物持込制限の導入について:よくある質問 国土交通省航空局

まとめ

今回は、機内に持ち込める荷物のサイズや重量、注意点を解説しました。

航空会社によって機内持ち込み手荷物のルールが微妙に異なりますが、大抵の航空会社で使えるスーツケースを探す場合、サイズが「55×35×20cm」に収まるものを選ぶと使いやすいです。

今回の記事が、あなたが飛行機を利用するときの参考になれば幸いです。