海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを探しているところですか?

使うかどうかもわからない海外旅行保険に何千円も支払うよりも、年会費無料で旅行保険が付いていくるクレジットカードを作ったほうが良さそうですよね。

でも、クレジットカードの選び方を間違えると、いざというときに全く保険が使えない場合があるんです・・・。

  • 最高2,000万円補償と書かれていたけど、ケガしたときに保険が支払われなかった・・・
  • 旅行にかかる費用をカード払いしていないと補償が受けられなかった・・・
  • 治療費を立て替えられなくて、治療すらしてもらえなかった・・・

万が一のときに備えるための保険なのに、必要なときに使えない保険は困りますよね。

そこで今回は、クレジットカードに付帯する海外旅行保険で注目すべきポイントについてくわしく説明した上で、本当に役立つ保険が付帯するクレジットカードを紹介します。

あなたにとってほんとうに役立つクレジットカードが必ず見つかります!

ちなみに、今回紹介するカードはすべて、自動付帯・キャッシュレス診療に対応したものです。

ジェイジェイ

自動付帯・キャッシュレス診療の意味はあとでくわしく説明します。

目次

海外旅行保険付帯クレジットカードを選ぶときに注目すべき5つのポイント

海外旅行が付帯するクレジットカードは何十枚もあり、中にはトラブルがあったときに必要な補償が受けられないものもあります。

安心できる海外旅行保険が付帯するクレジットカードを選ぶときは、次の5つのポイントをチェックしてください。

  1. 病気とケガの補償はどれくらいか
  2. 保険の適用に条件はあるか
  3. 治療費の立て替えは必要か
  4. 家族は補償されるか
  5. 年会費が必要か

ひとつずつ、くわしく解説していきますね。

ポイント1.病気とケガの補償はどれくらいか

夫がケガ

クレジットカードの広告は、「最大○万円補償」という書き方をしています。

この補償額は、ほぼ間違いなく「ケガで死亡したときの補償」と考えてください。

大切な保険ではあるものの、もっと必要になるのが病気やケガの補償ではないでしょうか?

旅行中に死亡するよりも、お腹をこわしたり、転んでケガをする可能性のほうが高いですからね。

実は、クレジットカードの中には、傷害死亡保険は2,000万円でも、病気やケガの補償が一切ないものがあります

なので、病気やケガの補償(疾病・傷病補償)がいくらなのかを必ず確認しておきましょう。

ジェイジェイ

年会費無料のクレジットカードの場合、疾病・傷害補償が200万円あると、かなり良い補償内容です。

ポイント2.保険の適用に条件はあるか

条件ありなし

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、利用付帯自動付帯があります。

利用付帯
そのクレジットカードで旅行に関係する費用を支払った場合だけ、保険が適用される。

自動付帯
クレジットカードを使わなくても保険が適用される。

もちろん、補償を受けやすいのは、自動付帯です。

先ほど、クレジットカードの保険は合算できるといいました。
でも、利用付帯の保険を合算するためには、複数のカードでホテル代や飛行機代を支払うという面倒なことをしなければなりません。

自動付帯なら、たとえクレジットカードを一切使わなくても、すべてのカードの保険が合算されます。

ジェイジェイ

今回紹介しているクレジットカードは、すべて自動付帯です。

ポイント3.治療費の立て替えは必要か

治療費の立て替え

海外旅行保険は、キャッシュレス診療ができるかどうかを必ず確認しましょう。

キャッシュレス診療とは、病院での治療を受けるときに、一切お金を支払わなくても良いシステムです。

どうしてそんなことができるのかというと、保険会社が、直接医療機関とお金のやり取りができるように提携しているからです。

キャッシュレス診療ができない場合、治療費を自腹で一度支払わなければなりません。

でも、数万円ならともかく、数百万円の治療費を支払えるだけの現金を海外で持ち歩くことはほとんどないかと思います。

というわけで、現金が一切必要のないキャッシュレス診療が可能なクレジットカードをオススメします。

さらに、キャッシュレス診療ができる病院は、保険会社が評判や経営状況を事前に調べています。

なので、その国の病院の中でも安心できる病院しかキャッシュレスにならないんです。

信頼できる治療が受けられるという面でも、キャッシュレス診療ができるクレジットカードを選ぶべきでしょう。

ジェイジェイ

海外旅行保険付帯クレジットカードの中には、キャッシュレス診療に対応していないカードもあるので注意してください。
今回紹介するクレジットカードの旅行保険は、すべてキャッシュレス診療に対応しています。

ポイント4.家族は補償されるか

3世帯家族

基本的に、クレジットカードの海外旅行保険が適用されるのは、カードを持っている人だけです。

でも、一緒に旅行する家族も保険対象にできる方法が2つあります。

家族カードを発行する

家族カードを持っていれば、その人にも保険が適用されるようになります。

家族にも保険をかけたい場合は、家族カードが発行できるかどうかをチェックしましょう。

家族特約付きのクレジットカードを選ぶ

18歳未満の子どもは、家族カードを作ることができません。

その場合は、家族特約が付いているクレジットカードを選んでください。
家族特約がついていると、クレジットカードを持っていない家族にも保険が適用されます。

残念ながら、年会費無料で家族特約がついているクレジットカードはありません。

でも、海外旅行保険のためだけに、年会費が必要なクレジットカードを契約するのはもったいないですよね。

家族特約付きのクレジットカードを選ぶ場合は、海外旅行保険以外で年会費を支払う価値があるカードを選びましょう

ポイント5.年会費が必要か

年会費

クレジットカードの海外旅行保険は、傷害死亡・後遺障害補償以外は合算できます。
しかし、年会費が必要なクレジットカードを何枚も持つと、維持費が高くなってしまうのでオススメしません。

海外旅行保険を手厚くする場合は、年会費無料のクレジットカードを数枚持つのがオススメです。

年会費無料で海外旅行保険が充実のクレジットカード

それでは、海外旅行保険が必要な人にオススメの年会費無料クレジットカードを紹介していきます。

ここで紹介するクレジットカードは、すべてキャッシュレス診療可・自動付帯なので、万が一のときにしっかり補償してくれます。

 エポスカードJCB EITREX CARD Liteセゾンブルーアメリカンエキスプレスカード
発行会社エポスカードJCBジャックスセゾン
年会費無料無料無料3,240円(25歳以下無料)
家族カード×無料無料無料(条件あり)
保険の適用条件自動付帯自動付帯自動付帯自動付帯
死亡・後遺障害500万円2,000万円2,000万円3,000万円
疾病治療270万円100万円200万円300万円
傷害治療200万円100万円200万円300万円
携行品損害20万円20万円20万円30万円
賠償責任2,000万円2,000万円2,000万円3,000万円
救援者費用100万円100万円200万円200万円
ショッピング保険なし100万円なし100万円
キャッシュレス診療
その他の特徴疾病治療は、
年会費無料カードで最高額
ショッピング保険も
付帯している
ポイント還元率が良い本会員が年会費無料の場合、家族カードも年会費無料になる

病気の治療は最高270万円補償│エポスカード

エポスカード

エポスカードは、丸井デパート系の会社が発行しているクレジットカードです。

デパート系列のクレジットカードなので、買い物をするのに便利なカードというイメージを持つかもしれません。
しかし、このカードの最大の特徴は海外旅行保険なんです。

エポスカードの海外旅行保険は、特に病気の補償が手厚く270万円まで補償してくれます。(ケガは200万円まで)

ただし、家族カードは発行できないので、家族で利用する場合は一人ひとりが申し込む必要があります。

エポスカード詳細
発行会社 エポスカード
年会費 無料
家族カード 作れない
保険の適用条件 自動付帯
死亡・後遺障害 500万円
疾病治療 270万円
傷害治療 200万円
携行品損害 20万円
賠償責任 2,000万円
救援者費用 100万円
キャッシュレス診療 可能



ショッピング保険も付帯│JCB EIT

JCB EIT

JCB EITは、クレジットカードの国際ブランドであるJCBが発行するカードです。

このカードも、年会費無料でありながら、病気やケガの補償が100万円ついています。

ここで紹介する他のクレジットカードに比べると、病気やケガの補償額が少ないですが、JCB EITにはショッピング保険が付帯しています。

ショッピング保険とは、JCB EITで支払った商品が、購入後90日以内に破損や盗難の被害にあった場合、年間最大100万円まで補償してもらえるものです。

他のクレジットカードとセットで持つと、補償を手厚くすることができます。

注意点として、このカードはリボ払い専用です。

リボ払いとは、どれだけ買い物をしても、毎月設定した金額だけを支払う方法です。

支払額が一定にできるので、使ったお金を把握しやすいというメリットがありますが、手数料が高くなるというデメリットがあります。

JCB EITは、リボ払いの設定金額をカードの利用限度額に設定することで、手数料無しの一括払いにすることが可能です。

JCB EIT詳細
発行会社 JCB
年会費 無料
家族カード 無料で作れる
保険の適用条件 自動付帯
死亡・後遺障害 2,000万円
疾病治療 100万円
傷害治療 100万円
携行品損害 20万円
賠償責任 2,000万円
救援者費用 100万円
ショッピング保険 100万円
キャッシュレス診療 可能

公式サイト

ポイントが貯まりやすくメインカードとしても優秀│REX CARD Lite

REX CARD Lite

クレジットカード会社のジャックスが、「価格.com」を運営するカカクコムグループと提携して作られたのがREX CARD Liteです。

「Lite」とあるように、このカードにはREX CARDという種類があります。

大きな違いは年会費が無料かどうかということ。

ポイントの貯まりやすさはREX CARDのほうが上ですが、年会費無料で海外旅行保険がついてくるREX CARD Liteの方が、海外旅行で使うにはオススメです。

REX CARD Lite詳細
発行会社 ジャックス
年会費 無料
家族カード 無料で作れる
保険の適用条件 自動付帯
死亡・後遺障害 2,000万円
疾病治療 200万円
傷害治療 200万円
携行品損害 20万円
賠償責任 2,000万円
救援者費用 200万円
キャッシュレス診療 可能

公式サイト

25歳以下なら年会費無料の最強カード│セゾンブルーアメリカンエキスプレスカード

セゾンブルーアメリカンエキスプレスカード
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは、カード会社のセゾンとアメリカンエキスプレスが提携しているクレジットカードです。

年会費は初年度無料で、2年目から3,000円必要になります。
しかし、25歳まではいつまでも年会費無料の特典があるので、年会費無料カードに含めました。

病気やケガの補償は300万円と、年会費無料カードでは最高額です。
25歳までなら必ず持っておきたい1枚です。

セゾンブルーアメリカンエキスプレスカード詳細
発行会社 セゾン
年会費 3,240円(25歳以下無料)
家族カード 1,080円(本会員が25歳以下なら無料)
保険の適用条件 自動付帯
死亡・後遺障害 3,000万円
疾病治療 300万円
傷害治療 300万円

携行品損害 30万円
賠償責任 3,000万円
救援者費用 200万円
ショッピング保険 100万円
キャッシュレス診療 可能



家族特約をつけるならこの2枚がオススメ

18歳未満の子どもの補償が必要なら、家族特約がついている下記のカードがオススメです。

これらのカードは、海外旅行保険以外にも旅行に役立つメリットがあるので、年会費を支払う価値があります。

 MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カードセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード
発行会社三菱UFJニコスセゾンカード
年会費21,600円10,800円(初年度無料)
家族カード無料発行1,080円
保険の適用条件自動付帯自動付帯
死亡・後遺障害自動付帯5,000万円
家族特約は1,000万円
自動付帯5,000万円
家族特約も5,000万円
傷害・疾病治療200万円300万円
携行品損害50万円10万円
賠償責任3,000万円3,000万円
救援者費用200万円200万円
ショッピング保険300万円200万円
キャッシュレス診療
その他の特徴プライオリティパスが家族カードでも無料発行
空港の行き帰り手荷物無料宅配
渡航便遅延保険6万円
国内旅行保険あり
コンシェルジュ利用可
空港から自宅まで手荷物無料宅配
ポイントの有効期限がない
海外利用でポイント2倍

プライオリティパスに手荷物無料宅配など、メリット満載│MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カード

MUFGプラチナカード

三菱UFJニコスとアメリカンエキスプレスが提携した、MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カードは、”プラチナカード”と呼ばれるクレジットカードです。

このカードは、「傷害による死亡・後遺障害」が最高1,000万円、それ以外は本会員と同じ補償が家族も受けられます。

しかも、家族特約以外にも海外旅行にうれしい次のようなメリットがあります。

  • 家族カードは1枚目無料発行
  • プライオリティパスが本会員・家族カードで無料発行
  • 自宅-空港間の手荷物無料宅配(家族カードも可能)

年会費は21,600円と決して安くありませんが、年に一度でも旅行に出かけるのであれば、年会費を支払うだけの価値があるクレジットカードです。

アキアキ

プライオリティパスとは、空港ラウンジを無料で利用できるカードのことです。
くわしくは、プライオリティパスを最安値で発行できるクレジットカードはこれだ!をごらんください。

MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カードのくわしいメリット・デメリットは、徹底解説!MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスのメリット・デメリットを参考にしてください。

MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カード詳細
発行会社 三菱UFJニコス
年会費 21,600円
家族カード 無料
保険の適用条件 自動付帯
死亡・後遺障害 5,000万円(カードで旅行代金を支払うと最大1億円) 家族特約は1,000万円
疾病治療 200万円
傷害治療 200万円
携行品損害 50万円
賠償責任 3,000万円
救援者費用 200万円
ショッピング保険 300万円
キャッシュレス診療 可能
家族特約の対象者 配偶者、生計を共にする、収入のない同居の両親(義親含)と未婚の子

公式サイト

初年度無料で選ぶならコレ!海外利用ならポイント2倍│セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードは、初年度の年会費が無料のクレジットカードです。
家族カードも初年度無料で使えるので、とにかく家族特約がついているクレジットカードを試したい人にオススメです。

このクレジットカードの海外旅行保険は、疾病・傷害治療が300万円と高額です。

家族特約の補償額は、死亡・後遺障害だけは1,000万円になりますが、あとはカードを持っている人と同じ補償を受けることができます。

さらに、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードのポイントには有効期限がないので、使いたいものが決まるまでたっぷり貯めることができます。

しかも、海外で利用する場合はポイントが2倍貯まるので、海外旅行にピッタリのクレジットカードです。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード詳細
発行会社 セゾン
年会費 10,800円初年度無料
家族カード 1,080円初年度無料
保険の適用条件 自動付帯
死亡・後遺障害 5,000万円 家族特約は1,000万円
疾病治療 300万円
傷害治療 300万円
携行品損害 30万円
賠償責任 3,000万円
救援者費用 200万円
ショッピング保険 200万円
キャッシュレス診療 可能
家族特約の対象者 配偶者、両親、生計を共にする同居の親族、別居の未婚の子供


海外旅行保険の種類

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、発行している会社によって細かい部分に違いがあるものの、基本的には次のような種類があります。

  • 傷害死亡・後遺障害 旅行中にケガをして死亡したり、後遺障害が残ったりした場合を補償
  • 疾病・傷害治療 病気(疾病)やケガ(傷害)をして、病院で治療を受けた場合の補償
  • 賠償責任 誰かにケガをさせた、他の人のものをこわして弁償しなければならないときの補償
  • 救援者費用 旅行先で入院したときに、家族が現地にかけつける場合の補償
  • 携行品損害 自分の持ち物が盗まれたり壊れたりした場合を補償

これ以外にも、航空機が遅延した場合のホテル代を補償してくれたり(航空機遅延費用)、犯罪に巻き込まれてケガをした場合の治療費を補償してくれたり(犯罪被害傷害保険)する保険もあります。

現金がないと治療が受けられないことも・・・

現金が必要

海外の病院では、保険に加入しているかどうか、加入していないなら治療費を本当に支払えるのかどうか、最初に確認されます。

もし、保険に加入しておらず、十分な現金も持っていない場合、治療を拒否されることもあるんです。

アキアキ

病気やケガで苦しい状態なのに、何の処置もしてもらえないのはツラいですよね・・・。

ジェイジェイ

そうなんです。なので、外務省のホームページでも、海外旅行に行くときは保険に加入しておくことがすすめられています。

海外旅行保険付帯クレジットカードのメリット・デメリット

保険カウンター

海外旅行保険に加入するには、以下の方法が一般的です。

  • 空港の保険デスクで申し込む
  • 航空券を申し込むときにオプションで追加する
  • ネットで事前に申し込む
  • クレジットカードに付帯している

この中で、唯一無料で海外旅行保険に加入する方法が、海外旅行保険付帯クレジットカードを発行することです。

でも、無料の保険でほんとうに大丈夫なの?と心配するかもしれません。

そこで、クレジットカードに付帯する海外旅行保険のメリット・デメリットを取り上げましょう。

メリット

家を出たときから保険が適用される

海外旅行保険は、「自宅を出発してから自宅に帰ってくるまで」を補償してもらえます。

自宅から空港までの間にケガをしてしまった場合、クレジットカードの保険なら補償されます。

でも空港の保険カウンターで加入しようと思っていると、空港に着くまでは補償を受けることはもちろんできません。

無料で保険に加入できる

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、保険料が年会費に含まれています。

つまり、年会費無料のクレジットカードなら、海外旅行保険も無料ということになります。

空港の保険カウンターで加入すると、一体どれくらいかかるのでしょうか?

例えば、ハワイへ6日間旅行する場合、空港の保険カウンターで人気プランに加入すると、9,200円必要です。※AIU保険の場合

アキアキ

結構高いんだね・・・

ジェイジェイ

もちろん、もっと安いプランもありますが、旅行直前だと料金や補償内容を比較する時間がありません。お店の人に勧められたプランに加入することが多いかと思います。

アキアキ

確かに!「このプランが人気です!」って言われれば、それで良いかなと思いそう。

デメリット

補償期間は3カ月(90日)が限度

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、90日までしか補償されません

もし、留学や長期出張で90日以上滞在する場合は、保険会社で保険に加入しましょう。

補償内容が万全ではない

補償が足りないかもと感じる女性

年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険は、空港で加入するものと比べると補償内容が弱いです。

先ほど例として取り上げた、ハワイ6日間の旅でもう一度比較してみましょう。

 空港で人気プランに加入REX CARD Lite
傷害死亡5,000万円2,000万円
疾病・傷害治療無制限200万円
賠償責任1億円2,000万円
携行品損害30万円20万円
保険代9,200円0円

空港の保険カウンターで人気プランに加入すると、料金が高いだけあって、どんなトラブルでもカバーできる補償内容です。

それと比べると、クレジットカードの補償内容は決して万全とはいえません。

特に弱いのは、病気やケガの治療を受けた場合を補償する疾病・傷害治療です。

たとえば、年会費無料の「REX CARD Lite」の場合、疾病・傷害治療の補償額は最大200万円です。

これで大抵の病気やケガはカバーできますが、海外での治療費は高額になりやすいので注意しなければなりません。

ジェイジェイ

一例として、ニューヨークで虫垂炎(盲腸)の手術を受けた場合、2日間入院するだけで約330万円もかかったケースがあるようです。参考 : ジェイアイ傷害火災保険

こういうケースも補償してもらいたいときは、海外旅行保険付帯クレジットカードを2枚以上持つという方法があります。

実は、クレジットカードの補償額は合算できるんです!

つまり、複数のクレジットカードを持っていれば、補償額をそれだけ増やすことができます。

先ほど紹介した「REX CARD Lite」に、別の年会費無料クレジットカードの「エポスカード」を組み合わせてみましょう。

例)エポスカードとREX CARD Liteを合算した場合

 エポスカードREX CARD Lite合計補償額
傷害死亡500万円2,000万円2,000万円
疾病治療270万円200万円470万円
傷害治療200万円200万円400万円
賠償責任2,000万円2,000万円4,000万円
携行品損害20万円20万円40万円

これなら、1枚のクレジットカードよりも安心ですね。

注意点として、傷害死亡・後遺障害は合算されず、最も高い保険金を限度に支払われることを覚えておきましょう。

また、カード発行会社(セゾン・ジャックス・三菱UFJニコスなど)が同じクレジットカードの保険は合算できないので注意してください。

ジェイジェイ

今回紹介するクレジットカード同士なら、発行会社が異なるので合算可能です。

クレジットカードの海外旅行保険を使う方法

ここでは、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する基本的な方法を紹介します。

まず、各クレジットカードには、病気やケガをしたときに連絡する緊急デスクがあります。
クレジットカードと共に送られてくる保険のしおりに、電話番号が記載されているはずです。

緊急デスクに電話すると、国外からでも日本語、しかも無料で対応してもらえます
そこで、自分の症状を説明し、キャッシュレス診療が受けられる病院を紹介してもらってください。

旅行前に緊急デスクの電話番号をかならず確認し、スマホや手帳にメモしておきましょう。

電話では、次の点を聞かれることが多いです。

  • クレジットカード番号
  • 本人確認に必要な情報(名前、生年月日など)
  • 現在地(国やホテルの名前)
  • 入国や出国予定日
  • 近くの病院があれば病院名

電話をかけてから情報を調べるのは大変なので、事前にメモしておくとスムーズに対応してもらえます。

キャッシュレス診療が可能な病院がない場合、治療費を現金で立て替えておく必要があります。

治療を終えた後に明細を病院で必ず受け取り、帰国後に保険会社へ請求することで保険金が支払われます。

補償が足りないと思ったら

補償を追加する

海外で病気やケガをすると、日本では考えられないような治療費が請求されることがあります。

一体どれくらいの治療費がかかるのか、外務省ジェイアイ傷害火災が発表しているデータをいくつか紹介しましょう。

渡航先 ニューヨーク
旅行中に急性虫垂炎(盲腸)になってしまい、悪いことに手術後に腹膜炎を併発して8日間入院
治療費 約700万円

渡航先 グアム
海水浴中におぼれてしまい、病院へ搬送。意識不明のまま3日間入院。家族もグアムに駆けつける
治療費 約330万円

渡航先 ハンガリー
旅行中に吐き気・腹痛を訴え病院へ。貧血・子宮筋腫と診断され、6日間の入院と手術。家族も駆けつける
治療費 約410万円

渡航先 トルコ
観光中に転んで肩を強打。上腕骨骨折と診断され、6日間の入院と手術
治療費 約660万円

いくつかの例を挙げましたが、急性虫垂炎や骨折などは、旅行前に予防できるものではなく、誰にでも起こる可能性があるトラブルものです。

でも、そんな身近な病気やケガでも、海外で治療すると高額な治療費がかかってしまうんですね・・・。

年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険でも、大抵のトラブルはカバーできます。

しかし、旅行中の起こる可能性のあるトラブルをもっと幅広くカバーしたいのであれば、病気やケガの補償だけを「バラ掛け(オーダーメイド)」するという方法があります。

海外旅行保険を扱う保険会社には、自分に必要な補償だけに加入できるフリープランを選べるところがあります。

たとえば、損保ジャパン日本興亜が販売する「新・海外旅行保険【off!】」なら、病気やケガの補償だけに加入することができます。

新・海外旅行保険【off!】

クレジットカードの保険で足りない病気やケガの治療費だけを追加すれば、保険料をかなり安くすることが可能です。

この記事の冒頭で、ハワイ6日間の旅行での保険料を比較しましたが、2枚の年会費無料クレジットカードに病気やケガの補償(治療・救援費用)1,000万円をプラスすると次のようになります。

例)エポスカードとREX CARD Liteに、新・海外旅行保険【off!】で疾病・傷害保険を1,000万円追加した場合

 空港で人気プランに加入クレジットカード2枚に病気とケガの補償をプラス
傷害死亡5,000万円2,000万円
疾病・傷害治療無制限1,470万円
賠償責任1億円4,000万円
携行品損害30万円40万円
保険代9,200円1,390円

すべてを空港で支払う海外旅行保険加入するときに比べると7,000円以上お得です。

まとめ

今回は、海外旅行保険付帯のクレジットカードを紹介しました。

海外旅行保険が付帯するクレジットカードは何十種類もありますが、中にはいざというときに使えないものもあるので注意してください。

本当に役立つクレジットカードを選ぶとき、特に重要なのは次の3点です。

  • 疾病・傷害補償がついていること
  • 保険が自動付帯であること
  • キャッシュレス診療であること

この3つを満たすカードなら、いざというときに安心です。

今回の記事が、あなたにとって本当に価値のあるクレジットカードを選ぶ参考になれば幸いです!