楽天プレミアムカードってどうなんだろうってお悩みですか?
年会費無料の楽天カードとは違い、楽天プレミアムカードは年会費が10,800円かかります。
決して安くはない年会費なので、本当に支払うだけの価値があるクレジットカードなのか、申し込む前に知っておきたいですよね。
結論から言うと、楽天プレミアムカードはとくに海外旅行へ行く人にオススメできるクレジットカードです!
なぜそう言い切れるのか、今回は楽天プレミアムカードについてくわしくまとめました。
実際に使っている人の評判・口コミも検証し、メリット・デメリットや審査についても調べています。
あなたにとって、楽天プレミアムカードが価値あるクレジットカードなのかどうかを判断する参考にしてください!
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もくじ
楽天プレミアムカードの基本情報
http://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/
楽天プレミアムカード は、楽天が発行するクレジットカードの中では、ゴールドカードに位置づけられるカードです。
楽天プレミアムカードの基本的な情報に関しては以下の表にまとめました。
楽天プレミアムカード基本情報 | |
---|---|
国際ブランド | VISA,JCB,マスター |
年会費 | 10,800円 |
家族カード対象者 | 会員の同一生計の配偶者・両親・子供(18才以上) |
家族カード発行可能枚数 | 最大5枚 |
家族年会費 | 5,400円 |
利用限度額 | ~300万円 |
締め日 | 毎月月末 |
引き落とし日 | 翌月27日 |
支払い方法 | 1回払い、2回払い、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払い、ボーナス2回払い |
入会資格 | 原則として20歳以上の安定収入のある方 |
プライオリティパス | 本会員のみ無料発行 |
空港手荷物 | 年間2回まで無料宅配 |
電子マネー | 楽天Edy |
ETCカード | 無料発行 |
ポイント還元率 | 1.0%~10.0% |
電子マネーチャージポイント | NANACOチャージ(JCB)=100円で1楽天スーパーポイント Edy 200円で1楽天スーパーポイント |
提携マイレージ | ANAマイレージ |
保険関係 | |
---|---|
海外旅行保険 | |
死亡・後遺障害 | 自動付帯:4,000万円 利用付帯:1,000万円 |
傷害・疾病治療 | 自動付帯:300万円 |
携行品損害 | 自動付帯:20万円 利用付帯:10万円 ※1点あたり限度額10万円、免責金額3,000円 |
賠償責任 | 自動付帯:3,000万円 |
救援者費用 | 自動付帯:200万円 |
国内旅行保険 | |
死亡・後遺障害 | 自動付帯:5,000万円 |
入院・通院保険金日額 | 自動付帯:5,000円 |
買い物 | |
ショッピング保険 | 自動付帯300万円 ※補償期間は購入日から90日間 ※免責:3,000円 |
海外旅行にオススメのクレジットカード
結論から言うと、楽天プレミアムカードは、海外旅行に行く人にこそ使って欲しいクレジットカードです。
楽天プレミアムカードには、プライオリティパス無料発行、手荷物無料宅配、手厚い海外旅行保険という3大メリットがあります。
これらのメリットを十分に活かせる人なら、年会費10,800円を出す価値が十分にあります。
買い物だけなら普通の楽天カードで十分
もし、あなたが、「楽天カードよりもポイントがたまりやすそう」と考えて楽天プレミアムカードを考えているのなら、このカードはオススメしません。
楽天プレミアムカードは、通常の楽天カードよりも+1%ポイントがたまりやすくなります。
でも・・・年会費10,800円を支払っも、たった+1%だけなんです・・・。
年会費分のポイントを貯めるには、年間100万円以上の買い物をしなければなりません。
年会費以上にポイントをためるのはかなりキツイので、楽天市場で買物をするだけに使うなら通常の楽天カードが最強です。
選べる3コースでポイントが増える
楽天プレミアムカードは、自分の利用スタイルに合わせて3つのコースを選べるという特徴があります。
そして、自分が選んだコースに当てはまる楽天サービスを利用すると、それぞれ異なる特典があったり、楽天スーパーポイントがたまりやすくなったりします。
- トラベルコース
- 楽天市場コース
- エンタメコース
これから、各コースの特徴を1つずつ紹介しますが、トラベルコースの「手荷物無料宅配サービス」以外の特典は全くお得感がありません。
なので、コースはトラベルコースを選びましょう。
トラベルコース
トラベルコースには、次のメリットがあります。
手荷物宅配無料サービスが受けられる
飛行機を利用する際に、自宅から空港、空港から自宅へと荷物(スーツケースなど)を無料宅配してくれるサービスを、年2回利用できます。
利用可能な空港は、成田国際空港、羽田空港国際線、関西国際空港、中部国際空港です。
他のクレジットカードにも、特典として手荷物無料宅配がついている場合がありますが、大抵は「往復無料」や「帰り道のみ無料」という制約があります。
楽天プレミアムカードの場合、クーポン券を年間2枚利用できるというサービスになっています。
- 一度の旅行で往復分(2枚)使う
- 片道分(1枚)だけ使って、残りは次の旅行に取っておく
といった使い方ができます。
利用している宅配会社は「ABC空港宅配サービス」で、正規料金で宅配してもらうと往復約4,000円必要です。
楽天トラベルを利用すると、ポイント+1%
楽天トラベルで予約・決済をするときに、楽天プレミアムカードを利用すると、ポイントが+1%加算されます。
プレミアム会員専用デスクで電話対応
国内宿泊予約は、楽天プレミアムカード会員のみに知らされる電話番号から予約することができます。
楽天市場コース
楽天市場で良く買い物をする人に向けたコースのはずなんですが・・・そこまで大きなメリットはありません。
特別指定キャンペーン
特定のキャンペーンで楽天プレミアムカードを利用すると、ポイントが+1%加算されます。
毎月特定日プレミアムカードデー
毎週火曜日と木曜日は、楽天市場で楽天プレミアムカードを利用するとポイント+1%です。
注意点として、これらのキャンペーンで溜まったポイントは、期間限定ポイントです。
期間限定ポイントとは、通常のポイントとは異なり、利用期間が限定されているポイントです。
期間限定ポイントとは
通常ポイント : 最後にポイントを獲得した月から1年有効
期間限定ポイント : ポイントごとに期限が決まっている(大体1ヵ月くらい)
「いつか使おう」と思って残していると、すぐに期限が過ぎてしまうので注意してください。
エンタメコース
楽天が提供する下記のサービスを利用する際、ポイントが+1%加算されます。
- 楽天ブックス
- 楽天レンタル
- 楽天SHOWTIME
これだけしか特典がないので一番選択するメリットの少ないコースですね。
審査はそこまで心配なさそう!?
楽天プレミアムカードは、ゴールドカードと呼ばれるクレジットカードの中では審査に通りやすいカードといえそうです。
公式の申し込み対象にも「原則として20歳以上の安定収入のある方」と記載されています。
ツイッターを見ても、審査がすぐに通ったという口コミが見られました。
一瞬ということは、勤務先への確認電話もなかったということなので、かなり審査基準は低いのかもしれません。
楽天プレミアム 審査1分
— モバイルヒップ (@gfIex) 2016年3月3日
満を持して楽天プレミアムカード申し込んだけど、審査一瞬で通ったっぽい。もうほんの数時間。自分で言うのも何だけど、楽天カードマンそんなガバガバ審査で大丈夫なのか(^_^;)
— neon (@wildcatsism) 2016年2月2日
今クレジットカードを見直ししていて、楽天プレミアムカードはプライオリティーパスが付いてくるので
とてもお得でいいということから申し込んだら審査結果が数分でOK
になり、なんて審査が緩いんだ。。と思ってしまったw— panjang lapangan (@Akonagano) 2016年1月18日
他の口コミを見ても、パート・アルバイト、大学生、専業主婦でも審査に通ったという人がいました。
ただし、他のクレジットカードで支払い遅れ(遅延)があった場合は注意してください。
そうした情報はカード会社間で共有されているので、楽天プレミアムカードの審査が通らない可能性が高くなります。
そのような行為に思い当たるところがなければ、審査に落ちないかと心配する必要はなさそうです。
楽天プレミアムカードのメリット・デメリット
ここからは、楽天プレミアムカードのメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
メリット-旅行関係の特典が多い
楽天プレミアムカードのメリットの多くは、海外旅行に行く人に価値があるものです。
プライオリティパスを最安値で発行できる
年会費399ドル(約43,300円)のプライオリティパスを無料で発行してもらえます。
この特典こそ、楽天プレミアムカード最大のメリットです!
プライオリティパスとは、世界900カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できるパスのことです。
空港ラウンジとは、飛行機を待っている間に、飲み物を飲んだりくつろいだりする会員専用スペースのことです。
ラウンジにも種類があって、大きく分けると、クレジットカード会社が運営する「カードラウンジ」と航空会社運営の「VIPラウンジ」があり、それぞれ次の人が利用できます。
カードラウンジ : ゴールドやプラチナカード所持者
VIPラウンジ : ビジネスクラス、ファーストクラス搭乗者、航空会社の上級会員
この中で、設備が豪華なのはVIPラウンジです。
ファーストクラスやビジネスクラスに搭乗する人のために作られたラウンジなので、ビュッフェ形式の食事、ソフトドリンク、アルコール、シャワーなどが無料で利用できます。
実は、プライオリティパスがあれば、カードラウンジはもちろんのこと、豪華なVIPラウンジも利用できるようになるんです。
エコノミークラス利用時や、LCC(格安航空会社)でも問題なくラウンジが使えます。
なので、プライオリティパスがあれば、飛行機の待ち時間をリラックスして過ごすことができます。
プライオリティパスを無料発行できるカードは他にもありますが、その中で、楽天プレミアムカードの年会費は最安値です。
プライオリティパスに関するくわしい情報は、プライオリティパスを最安値で発行できるクレジットカードはこれだ!をごらんください。
空港のカードラウンジが利用できる
楽天プレミアムカード自体にも、国内空港のカードラウンジが利用できる特典があります。
実は、プライオリティパスで利用できる国内空港のVIPラウンジは、成田空港、中部国際空港(セントレア)、関西空港、福岡空港にしかありません。
なので、国内旅行の場合は使う機会が限られてしまうんです。
カードラウンジなら、日本国内の多くの空港にあるので、国内旅行メインの人ならVIPラウンジより利用できる機会が多いです。
手荷物無料宅配
海外旅行に行く際に、自宅から空港、空港から自宅へ手荷物を無料宅配してもらえる特典がついています。
海外に行くとなると、重いスーツケースを持っていくことが多いので、このサービスはぜひとも使いたいですね。
手荷物無料宅配は、トラベルコースを選択した場合だけ利用できます。
旅行保険が充実
楽天プレミアムカードの旅行保険は、クレジットカードの付帯保険の中でも充実しています。
海外旅行保険
項目 | 保険金額 |
---|---|
死亡保険金 | 自動付帯 4,000万円 利用付帯 1,000万円 |
後遺障害保険金 | 自動付帯 4,000万円 利用付帯 1,000万円 |
傷害治療保険金 | 自動付帯 300万円 |
疾病治療保険金 | 自動付帯 300万円 |
賠償責任保険金 | 自動付帯 3,000万円 |
携行品損害保険金 | 自動付帯 30万円 利用付帯 20万円 免責3,000円 |
救援者費用保険金 | 自動付帯 200万円 |
これは、旅行中にケガをしたり、お腹をこわしたりという理由で病院で治療を受けたときに支払われる保険金です。
海外旅行の際に最も使う可能性のある項目ですね。
楽天プレミアムカードは、傷害・疾病治療保険として最高300万円保障されます。
クレジットカードに付帯する保険としては高額です。
また、傷害・疾病治療保険は自動付帯であることもポイントです。
クレジットカードの旅行保険には、自動付帯と利用付帯があります。
自動付帯 : カードを発行するだけで保障が受けられる
利用付帯 : 旅行代金(飛行機やホテル代など)をそのクレジットカードで支払うと保障が受けられるようになる
楽天プレミアムカードの海外旅行保険で、利用付帯なのは、死亡・後遺障害の一部分です。
使う可能性の高い傷害・疾病治療保険は自動付帯なので、旅行に関係する料金をクレジットカードで支払わなくても、充実した保障が受けられます。
ちなみに、旅行保険の広告では「最大5,000万円」と書かれていますが、これは死亡・後遺障害の保険金。
旅行中にこの保険を利用する可能性はきわめて低いので、参考程度にしておきましょう。
国内旅行保険
楽天プレミアムカードは、国内旅行保険も自動付帯になっています。
保険金の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡保険金 | 5,000万円 |
傷害後遺障害保険金 | 最高5,000万円 |
傷害入院保険金 | 日額5,000円 |
傷害通院保険金 | 日額3,000円 |
ANAマイルへ無料交換できる
楽天スーパーポイント2ポイントをANAマイル1マイルに交換することができます。
50ポイント以上、2ポイント単位で交換でき、しかも移行手数料が無料です。
さらに、ANAマイレージモールというANAが運営するポイントモールを経由して楽天市場で買物をすると、200円で1マイル貯めることができます。
マイルを貯める人は、ANAマイレージモールを経由して各オンラインショップを利用するようにしましょう。
ANAマイレージモールは、他にも次のようなオンライショップと提携しています。
ショップ名 | 付与されるマイル | 付与率 |
---|---|---|
楽天市場 | 200円 = 1マイル | 0.50% |
楽天ブックス | 100円 = 1マイル | 1.00% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ポンパレモール | 300円 = 3マイル | 1.00% |
LOHACO | 100円 = 1マイル | 1.00% |
ヤフオク! | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ベルメゾンネット | 100円 = 2マイル | 2.00% |
楽天ビジネスカードを発行できる
http://www.rakuten-card.co.jp/card/business-card/
楽天プレミアムカードを発行すると、楽天ビジネスカードも年会費2,100円で利用することができます。
楽天ビジネスカードとは、仕事でカード決済したい場合に使う法人カードのことで、引き落とし口座として法人口座や事業用口座を指定することができます。
個人で使うものと、仕事で使うものの支払いを別にすることができるので、お金の管理がしやすくなります。
一般的に、事業用の法人カードの審査は厳しいとされています。
しかし、楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカードを持っている人を対象にしているので、審査が通りやすいです。
なので、楽天ビジネスカードを作る目的で楽天プレミアムカードの発行を考えている人も多いようです。
楽天ビジネスカードのデメリット
注意点として、楽天ビジネスカードの利用限度額は、楽天プレミアムカードと共通です。
楽天プレミアムカードで個人の買い物をし過ぎると、楽天ビジネスカードで事業用のものを買おうとしたときに限度額がほとんどなくなっているかもしれません。
デメリット-ゴールドカードの品質は期待できない
次に、楽天プレミアムカードのデメリットを取り上げましょう。
サポートが悪い
楽天プレミアムカードは、楽天カードの中ではゴールドカードクラスですが、他社ゴールドカードに比べるとサポートの質は良くありません。
コールセンターにもつながりにくく、つながっても満足のいく対応をしてもらえなかったという口コミを多くみかけました。
楽天プレミアムカードは、年会費無料のクレジットカードと同じサポート対応だと思っておいたほうが良いでしょう。
家族カードでプライオリティパスが発行できない
楽天プレミアムカードは、家族カードを発行するのに年会費5,400円必要です。
しかし、家族カードではプライオリティパスを発行することができません。
楽天プレミアムカードを作る目的として、プライオリティパスを利用したいからという人は多いです。
でも、たとえば夫婦でプライオリティパスを持ちたい場合、それぞれが年会費10,800円の本会員になる必要があります。
つまり、年会費が夫婦で21,600円になるわけです。
もし、家族で2人以上プライオリティパスが必要なのであれば、楽天プレミアムカードを2枚作るより、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの方がおすすめです。
このクレジットカードの年会費は21,600円ですが、家族カードを無料発行できます。
しかも、家族カードでプライオリティパスが作れるので、楽天プレミアムカードと同じく最安値でプライオリティパスを発行できるクレジットカードです。
さらに、楽天プレミアムカードに比べて、他のサービスが充実しているというメリットもあります。
楽天プレミアムカードとMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの比較は、下記の記事で説明しています。
プライオリティパスを最安値で発行できるクレジットカードはこれだ!
年会費を払うだけの差が無い
楽天のサービスを利用する際、楽天プレミアムカードで決済すると、楽天カードよりもポイントが1%多く加算されます。
お得に思えるかもしれませんが、年会費10,800円分の元を取るためには、100万円以上楽天関係のサービスで使わなければいけません。
おそらく、ポイントのたまりやすさだけで、通常の楽天カード以上に得をすることはないでしょう。
プライオリティパスと手荷物宅配無料サービスを利用しないのであれば、年会費を払うだけのメリットはありません。
楽天プレミアムカードの評判や口コミを検証
価格.comに投稿されていた、楽天プレミアムカードを利用している人の口コミを検証してみました。
評判を以下の5項目でみていきましょう。
- デザイン
- ポイントサービス
- 付加サービス
- サポート
- 満足度
デザイン
デザインに関する楽天プレミアムカードの口コミは良くありませんでした。
楽天というロゴがダサいとか、プレミアム感を感じないという人が多いようですね。
クレジットカードの質感やデザインにこだわる人には微妙かもしれません。
・楽天マークが恥ずかしすぎて、人前で使えない
・品の良い金色ですが、ブランド店やデパート、ちょっと良いレストランでは出すのをためらいます
ポイントサービス
https://point.rakuten.co.jp/get/
楽天関係のサービスを利用するとたまりやすい楽天スーパーポイントに関しては、良い口コミが多く見られました。
楽天は、オンラインショップ、銀行、保険など、さまざまなサービスを行っています。
それらのサービスでポイントをためやすいのは大きなメリットですが、年会費以上の価値があるかというと、そうでもないという口コミもありました。
・楽天関係のポイントは無敵だが、年会費を払ってまで持つべきかというとそうでもなかった
・楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックスを多く利用するならポイントはかなりたまります
付加サービス
プライオリティパスを最安値で発行できるという特典は、楽天プレミアムカードで最も価値のある付加サービスですね。
海外旅行に行く機会が多ければ多いほど、プライオリティパスの恩恵をたっぷり受けられます。
ただ、家族カードでは発行してもらえないこと、利用できない空港があることには注意が必要です。
オンライン上でカードの利用状況を調べたり、銀行のサービスを利用したりできるという点も良い口コミが見られました。
・海外旅行など飛行機を使う機会があるなら、とても便利ですね。プライオリティーパス単体で加入すると高いですよ!
・プライオリティパスで空港ラウンジが使えるのはよいが、羽田国際線は使えない。日本のラウンジを目当てにしている場合はメリットが少ない
・プライオリティパス目当てで取得したが、自分だけしか発行してもらえない
・楽天証券、楽天銀行、楽天KOBO等があり、ウェブのサービスは他のクレジット会社よりも使いやすい
・ポイントについてはあまり気にしていませんが、楽天を利用される方であれば、一般的なクレジットカードよりは貯めやすい
・e-naviで今いくら使ってるか確認できるのでそこそこ便利
サポート対応
「電話につながらない」「対応が悪い」「連絡しなければよかった」など、サポート対応に対する口コミは最悪でした・・・。
楽天プレミアムカードには、ゴールドカードの対応を求めるのはやめたほうが良さそうです。
・はっきり言って電話対応が悪い!なかなか繋がらない上、繋がっても「こちらは悪くない、調べます」みたいな感じ
・電話のオペレーターの対応はヤバい。無機質にマニュアルを読むだけの対応
・詳細確認の為にコールセンターに連絡しましたが、最低の対応でした
・言葉遣いがここまで酷いカスタマーセンターも初めてでした。他の方のレビューにありましたが、本当に連絡しなければ良かったです
・デスクの対応の悪さがカードの良さを相殺している不遇なカード
・以前、楽天市場にて不正にIDが使われ時には1分後に楽天カードより確認の電話が入り、不正使用を未然に防ぐことができたのでそれなりの評価はしております
満足度
海外旅行に行くかどうかで評価が分かれています。
海外旅行に行く人は、プライオリティパス、手荷物無料宅配、旅行保険という3大メリットを活用できるので、満足度が高いです。
しかし、同じ旅行でも国内メインではあまり楽天プレミアムカードを使う意味はなさそうです。
海外旅行に行かないのであれば、無料の楽天カードで十分かもしれません。
・ただし、年に3~4回しか海外に行かない私には1万円でプライオリティパスが手に入っても元が取れた感覚はない
・海外旅行に行くたびにプライオリティパスと宅配無料サービスを満喫させてもらってます
・小さい会社ではないのだからカードの機能よりも顧客への最低限のサポートを改善するべきかと思います
・海外旅行保険とプライオリティーパス代としての年会費なら納得
・楽天一般カードとの差はプライオリティパスが無料で付帯する事だけのように私個人は思います
楽天カードや楽天ゴールドカードとの比較
楽天プレミアムカードと楽天カード、楽天ゴールドカードではどのような違いがあるのでしょうか。
大きな違いを抜粋して一覧表にしてみました。
カード名 | 楽天プレミアムカード | 楽天カード | 楽天ゴールドカード |
---|---|---|---|
年会費(初年度) | 10,800円 | 0円 | 2,160円 |
家族年会費(1人目) | 5,400円 | 0円 | 540円 |
利用限度額 | ~300万円 | 10万円~100万円 | ~200万円 |
入会資格 | 原則として20歳以上の安定収入のある方 | 18歳以上で日本在住の方 | 原則として20歳以上の安定収入のある方 |
ETC年会費 | 無料 | 540円 | 無料 |
プライオリティパス発行 | 本会員のみ | なし | なし |
国内ラウンジ | 利用可 | 不可 | 利用可 |
空港手荷物無料宅配 | 年2回 | なし | なし |
海外旅行保険 | |||
保険の適用条件 | 自動付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 5,000万円(自動付帯分:4,000万円) | 2,000万円 | 2,000万円 |
傷害治療 | 300万円 | 200万円 | 200万円 |
疾病治療 | 300万円 | 200万円 | 200万円 |
携行品損害 | 50万円(自動付帯分:20万円) ※1点あたり限度額10万円、免責金額3,000円 | 20万円 ※限度額20万円、免責(1事故)3,000円 | 20万円 ※限度額20万円、免責(1事故)3,000円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
国内旅行保険 | |||
死亡・後遺障害 | 5,000万円 | なし | なし |
入院保険金日額 | 5,000円 | なし | なし |
通院保険金日額 | 3,000円 | なし | なし |
その他の付帯保険 | なし | ||
ショッピング保険 | 300万円 ※補償期間は購入日から90日間 ※免責:3,000円 | なし | なし |
楽天ビジネスカード | 発行可能 | なし | なし |
それ以外の部分では、楽天ビジネスカードが作れることや、ETCカードを無料発行できるというメリットもあります。
事業用のクレジットカードとして楽天ビジネスカードを持ちたい人には、楽天プレミアムカードを持つ価値があるかもしれません。
でも、基本的には海外旅行に行く人に最も利用価値がありそうです。
海外旅行に行かない人は、通常の楽天カードで十分満足できるのではないかと私は考えます。
最近登場した楽天ゴールドカードは、少し中途半端な印象です。海外旅行に行くなら、保険が自動付帯でプライオリティパスも無料発行できる楽天プレミアムカードが良いです。買い物メインなら、楽天カードが最強。メリットとして国内の空港ラウンジが使えるので、飛行機での出張が多い人には良いかもしれません。
まとめ
今回は、楽天プレミアムカードについてまとめてみました。
このカード最大のメリットは、プライオリティパスを無料で発行できるということです。
プライオリティパスが必要な人は、海外旅行に行く人なので、手荷物無料宅配や海外旅行保険という特典も価値あるものとなります。
海外旅行に行く人は、楽天プレミアムカードを検討してみてはいかがでしょうか。
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